デフォルトモードと元気がない時に連れ出してくれるお節介な友達って実は…。
どうも~。
タイトルだけ見るとちょっと怪しげに見えちゃいますが、今日はとっても健全な脳科学のお話です(笑)
■ 青春ドラマの「あるある」が、実は超理にかなっていた
皆さんも絶対見たことありますよね?青春ドラマでよくある、あのシーン。
落ち込んでいる主人公を、お節介な友達が無理やり遊園地とか海とかに連れ出すやつです。
「いやいや、そっとしておいてあげればいいのに…」なんて思うかもしれませんが、実はあれ、脳科学的には超正解だったんですよ!
■ デフォルトモードネットワーク=脳内ブラック企業
ここで登場するのが「デフォルトモードネットワーク(DMN)」という脳の仕組みです。
簡単に言うと、ぼーっとしている時に勝手に動き出す脳の回路なんですね。
で、こいつが結構厄介でして…。
落ち込んでいる時にDMNが暴走してしまうと
・ 過去の失敗を無限ループ再生
・「あの時ああしていれば…」という妄想反省会を勝手に開催
・変えられない過去を何度も掘り返して自分を追い詰める
まさに脳内ブラック企業です。
残業代も出ないのに、勝手に「第47回 後悔大会」なんて開催してくるんですから。迷惑すぎっ。笑
これが「反芻思考」と呼ばれるもので、メンタルをじわじわ削ってくる、かなり危険なパターンなんです。
■ セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク=救世主登場
そこで颯爽と現れるのが、ドラマのお節介な友達!
「ウジウジしてないで行くぞ!」って無理やり連れ出されて、ジェットコースターで「うわあああ!」ってなっている時、過去の失敗なんて考えている余裕ないですよね?
あの瞬間、脳では「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(CEN)」という「今ここに集中する回路」がフル稼働しているんです。
このCENとDMNは、脳内でシーソーみたいな関係になっていて、片方が活発になると、もう片方は強制的に大人しくなる仕組みになっているんですね。
つまり、
DMN(ウジウジ悩むモード)が暴走中
↓
友達が強制連れ出し
↓
CEN(今に集中モード)がオン
↓
DMN(ネガティブループ)が強制終了
完璧な脳内リセット作戦だったわけです。
■ 「校舎の心理学」の実践編
この「校舎の心理学」、実際にめちゃくちゃ使えるんですよ。
落ち込んだ時の対処法としては
・家でウジウジしていないで、とりあえず外に出てみる
・散歩、筋トレ、料理など、「今やること」に意識を集中する
・友達と会って話したり、カラオケで叫んだり、映画を観たりする
要するに「今この瞬間」に意識を向けさせる活動なら何でもOKなんです。
これでDMNの暴走を止めて、CENに切り替えることができますからね。
■ まとめ:ドラマの脚本家、実は天才だった
青春ドラマの「落ち込んでいる友達を無理やり連れ出す」という展開は、脳科学的に見ると最高のメンタルケアだったというわけです。
「家庭の医学」ならぬ「校舎の心理学」。
保健室の先生より、あのお節介な友達の方がよっぽど脳の仕組みを理解していたのかもしれませんね。